八重山諸島旅行2日目

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7時過ぎに起床。台風が接近しているため少し雲行きが怪しい。風も少し強め。
台風がこないうちに遠めの島に行ってみたいと思うのだが、まずは一番近い竹富島へ。
石垣から船で10分の小さな島である。(1日目の飛行機からの写真を参照)

乗船券を買うのだが離島への船会社は、八重山観光フェリーと安栄(あんえい)観光の2社で、どちらも同じ値段である。
違いといえば八重山観光フェリーの方が大きい会社なのだろうか、数隻大きい船を持っている。
面白いことに同じ行き先に同じ時間に出港するが、船着き場の微妙な位置関係か、
安栄観光の方が先に目的地に着くことが多かった。(たまたまかもしれないが)

船はちゃんとした座席と、外にむき出しになっている座り心地の悪い席があるが、乗る人みんな座り心地の悪い方に座った。
開放感があって良いからだ。

船後方の座席

 

こちらは船前方のちゃんとした座席(これは3日目に乗った船。ほぼ同形)

座席に座るのだがどうも座った感じがおかしい。座席を触ってみると塩がこびり付いていた!
少し内側へ座る位置を変える。
船は港の中ではゆっくりと、港を出るとスピードを上げる。
これが結構速くて、時速4,50キロは出ていると思う。

 あっという間に竹富島へ到着、船着き場では名物の「水牛車」や「レンタサイクル」などの呼び込みが。
他の人たちは何のためらいもなく送迎の車に乗って行くが、何も調べていなかったので案内所に行っていろいろ聞いてみる。
水牛車のチケットを買い送迎の車に乗り込む。他の車は既に発車していて自分だけを乗せた最後の一台も発車。何か申し訳ない。

島の中心部が集落になっていてそこに水牛車乗り場がある。新田観光。

御覧の通り、赤瓦に石垣。このような家がズラッと並んでいる。

 

そして水牛車の登場〜!

じゃぁ〜ん、今回乗せてもらった水牛の「紫式部(♀)」(笑)「清少納言」もいるが今日はお休みらしい。

 

このように後ろから乗り込む。

約30分をかけて集落をぐるっと廻ってくれる。
にしても、ものすごく遅い。歩いた方が断然速いがこのスローさが水牛車の醍醐味である。
その風景。

家の前で構える「シーサー」

 

「安里屋クマヤ」の生家。安里屋クマヤは琉球王朝時代の絶世の美女だったらしい。
その悲劇の人生が民謡「安里屋ユンタ」となっている。

 

 別会社の水牛車。角にハイビスカスを挿している。

 

ねこ

30分の水牛車観光が終わった後、レンタサイクルを借りて竹富島一周へ。
まずは海水浴場の「コンドイビーチ」へ

御覧の通り、泳いでいる人よりただ海に入っているだけの人が多い。
実はこの時少し雨が降っていたのです。(4日間の中で唯一雨にあった瞬間)
台風のせいで風も強く誰も泳げると思っていなかったのでしょう。
これまた遠浅のすばらしいビーチで、次に来たときは必ず泳いでやるぞ!、と心に決めたのでした。

ビーチを離れ、島の外周道路を走り、再び集落へ。

郵便局までシーサー

集落の道は砂地で、自転車だと思いのほか走りにくい。轍に積もった砂に何度も車輪をとられた。
自転車を返し、船着き場へ。竹富島の滞在時間約3時間。もったいない。

(午前11時頃八重山地方に波浪警報発令)

石垣島へ帰ってきたのは12時すぎ。
まだ十分他の島に行けるがレンタカーを借りているので、石垣島ドライブへ。

*ちょっと恐い話*
一日3便の波照間島(日本最南端の有人島)航路は台風の影響で2便目から欠航。
もし朝、竹富島ではなく波照間島へ行っていたら、帰って来れなくなっていた。
しかも次の日は全便欠航!!ひぃ〜〜〜!!

 石垣島北部にある「サビチ洞」という洞窟へいく。
市街地を離れるとサトウキビ畑や、牛など牧歌的な風景が。

直線道路。ちょっと北海道みたい

 

前を行く三菱パジェロはこの後炎上(ウソ)

 

途中の玉取崎展望台からの風景。
台風の影響で波がすごいのだが、サンゴ礁がそれをせき止めている。
自然の防波堤だ。

 

 サビチ洞の看板。ボロボロ…

 


サビチ洞入り口。怪しい雰囲気!

 

 中から入り口を撮影。
右には大きな池があって全長2メートルもあるウナギが住んでいるらしい…。
洞窟を中へ進む。鍾乳洞は寒いというイメージがあるが、ここはそうではない。
むしろ蒸し暑いかも。

 

 数十メートル進むと出口が。

 

階段を上って行った先は…

 

何と、海に出られる。

来た道を逆戻りし、サビチ洞を後に。
レンタカーを返してホテルに戻る。汗だくになっていたのでシャワーを浴びる。
出た後はオリオンビールをグビッと一杯。

この日の夜はテレビを見つつ、いつの間にか就寝

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